大原です、こんばんは。
今日は曇り空の一日でした。気温は昨日と同じぐらいでプラス2℃ぐらいだったと思います。
道路に固まっていた雪が解け出しています。
昨日、東京証券取引所の大納会が行われました。日経平均株価の終値は33,464円でした。
ニュースを見ても、今朝の新聞を読んでも、ちょっとした違和感を感じました。それは、次のような表現でした。それは「年末値としては1989年以来の高さ」(今朝のNikkei web)。
1989年の年末値は38,915円。この年はバブルが弾ける寸前で、もっとも高値でした。年が明けて株価は急落します。
ところで、ニュースで「年末値としては1989年以来の高さ」という表現を聞いて、真っ先に頭に浮かんだのは『あれ、1989年に似た金額だっけ?』ということでした。しかし、今年と1989年の金額では5,000円以上も違っています。
ちょっと考えれば分かることですが、1989年の金額と同じといっているのではなく、「1989年以降で一番高い」ということを表したかったわけです。逆に見れば、1989年以降の株価はずっと低迷していて、今年の金額を超えた年はなかったということです。
昨夜のニュースでも、そして今朝の新聞でも同じような表現を使っていましたので、やっぱり「1989年以来の高さ」と表現するのが適切なのでしょうが、ちょっと混乱した表現でした。
では明日も元気にいきましょう。
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こんなところに行ったので一枚 |