大原です。
今日は終日雨でしたね。
気温も低めに経過しましたが、この雨が春の草花の成長を促してくれるかもしれませんね。
さて、昨日の桜開花に関連した話題をひとつ。
まずは、このマトリックスをご覧ください。
2000年以降の桜の開花日と、3月1日以降開花日までの累積最高気温です。
ざっと見ても、2010年頃までは開花が5月、それ以降は4月に移動しているのが分かります。
桜の開花が一番遅かったのが2013年の5月13日。今年は約1か月早まりました。
面白いのは、500℃を超えても開花しない年もありますが、500℃に達しなくても開花する年があるということです。この24年間で、もっとも累積最高気温が高くなったのは2009年の556℃ですが、開花は5月1日でした。一方で、もっとも累積最高気温が低かったのは2015年の471.1℃で、この年はさすがに4月中旬に開花しました。
そしてもう一枚。
今度は毎年の累積最高気温を中心にグラフ化してみました。
500℃の法則が生まれたのは、どうやら2010年代のように感じます。それまでは高めの気温でした。
このグラフを作ってもうひとつ気付いたことは、開花の温度が年によってジグザグになっていることでした。開花温度が高い年の翌年は低くなることが多いようです。前年と比べて70℃ぐらい違う年もあります。
これは休眠打破(冬の低温に晒される)がうまく機能しているのかどうかにも左右されるでしょうが、面白いですよね。
ちなみに、ここ3年は累積最高気温が低下傾向にありますので、来年はまた温度が上がるような気もしますがどうなのでしょうね。
では明日からの第2週目も元気にいきましょう。
【今週のスケジュール】履修登録修正 4月19日(水)-4月21日(金)
【生協】大学会館2F:教科書販売 4月6日(木)-4月21日(金)
【危機管理ステージ】0(ゼロ:観察)